ブラッシュアップセミナー ~RICE処置からPEACE&LOVE処置へ~ (サンクト・ジャパン)
RICE処置からPEACE&LOVE処置へ
「アイシングがいらない急性期の足関節捻挫・肉離れの処置の最新エビデンス講座」をオンラインで開催します!
【内容】
Easy Flossingマスタートレーナーの大野先生がランニングクリニック様からRICE処置に変わるPEACE & LOVEを学び、再度アイシング・過剰投薬を避ける重要性、血流を増やす重要性、メンタル、エクササイズの重要性をエビデンスを通して再度学習致しました。
コンプレフロスを扱う皆様に限らず、スポーツ現場、医療現場に携わるトレーナー、指導者、選手の方々にも、RICE処置の「I」(アイシング)の取り扱いに注意を払ってもらい、怪我をした時に影響する心理学的重要性を強調し、さらにハイパーメディカライゼーション(過剰な薬物療法)での効果を配慮した上で、最終的に最新の対処法を学んでもらいたいと思っています。
PEACE&LOVEはランニングクリニックのブレーズ・デュボワ(理学士・理学療法士、スポーツ理学療法士、元カナダ陸上競技連盟顧問。ケベック)氏が提唱した急性期の軟部組織損傷の新しい概念です。
RICE処置と大きく異なる点は、急性期だけでなく急性期、亜急性期、回復期まで含めた概念であること、アイシングが除外されたこと、エクササイズや血流について言及されていることが特徴です。
◆PEACE
負傷した組織を保護(P - protect)
脚を心臓よりも高く上げ(E - elevate)
抗炎症薬(市販薬または処方薬)を避ける(A - avoid anti-inflammatory drug)
テーピングまたは包帯を使用して負傷した領域を圧迫(C - compress)
過剰治療のリスクについての内容を患者へ適切に伝える(E - education)
◆LOVE
徐々に負荷を増やすこと(L- load)
考え方を楽観的に前向きな思考を持ち続けること(O- optimistic)
損傷組織への血流(V - vascularization)を促進させる
ストレッチ、筋力強化、バランス運動(E – exercise)
Easy Flossingアカデミー生にはPEACE&LOVE処置を学んでいただき、改めてコンプレフロスを損傷組織への血流(V - vascularization)を促進させる方法の1つとして再認識を深めていただき現場での活用を取り組んでもらいたいと思います。
Easy Flossingアカデミー生でない方々も、提唱団体のランニングクリニックの講師の菊池先生から学べる貴重な機会ですので、PEACE&LOVE処置を学んでいただきアイシングの期間や必要性、その他の処置の順番などを整理していただけますと幸いです。
※Easy Flossingアカデミーについては以下URLよりご確認ください。
https://academy.sanct-japan.co.jp/
【日付】
2023年8月13日9時~10時30分(午前)
【講師】
菊地 和徳 先生
学士・保健体育専修(東京学芸大学、2006年)
理学療法修士(マギル大学、モントリオール、カナダ、2018年)
カナダ理学療法士協会(CPA)会員
【オンラインツール】
Zoomを使用します。
【セミナー詳細・お申し込み先URL】
以下株式会社サンクト・ジャパンEASY FLOSSING ACADEMYセミナーページよりお申込みください。