『コラム』
- ラグスタ株式会社
- 2021/07/13
アイスホッケー選手の下半身トレーニング
現役アイスホッケープレイヤー、炎のFW長谷川拓巳が実際に行っているトレーニングを公開。
体力に合わせて強度を変えられるのでアイスホッケーをしていない方や、運動経験の少ない方でも行うことができます。是非、挑戦してみてください。
アイスホッケーの魅力はスピード&パワー
現在、日本ではアイスホッケーはマイナースポーツに分類され、実際に試合を観たことのある人は多くありませんが、アメリカではアメフト、バスケ、野球に並ぶ人気を誇り、アメリカ4大スポーツと呼ばれています。
また、冬季オリンピックの人気種目でもあり、大変な盛り上がりをみせています。
アイスホッケーの魅力といえば、球技の中では最速とも言えるスピード感、そして激しくぶつかり合うパワー。
スピード&パワーが他の球技にはない迫力を生み出しています。
会場に足を運ぶと氷で冷えた空気、大きな防具を身にまとった選手の激しいプレー、大音量の音楽、それぞれが合わさった異様な雰囲気が非日常を演出し、観客を魅了します。
スピード&パワーは下半身の筋力が生み出す
アイスホッケーではボディコンタクトが認められており、その激しさから氷上格闘技と呼ばれています。
スケートによって生み出されるスピードを活かして相手選手と激しくぶつかるため、スケーティングに必要な強靭な下半身の筋力が求められます。
今回ご紹介させていただくトレーニングは、スケーティングの動作を用いた下半身(主に太ももとおしり)を鍛えるトレーニングです。
ウォールランジ
太ももとおしりを鍛えることで、強く安定したスケーティングを可能にします。
また、アイスホッケーをしていない方や運動経験の少ない方にとっても、脂肪燃焼や引き締めの効果が期待できます。
【point1】
まず始めに体の横に片腕を伸ばした状態で壁に手をつきます。
この時、壁に対して体が 傾くようにします。
(頭から壁側の足までが一直線になるような姿勢をとりましょう)
【point2】
頭から腰のラインと壁側の膝から足のラインが平行になる角度で、壁側の腰を引くようにして行います。
【point3】
壁側の膝の位置が変わらないように注意しながら、壁と反対側の腰を引き込むように行います。
片方10回づつからチャレンジししてみましょう。
まとめ
アイスホッケー等のカラダを動かし続ける競技スポーツでは一つの動作の後またすぐ次の動作を行うため、一つの動作の終わりが次の動作の始まりになるように意識しましょう。
また、自分の力の向きや重心を意識できると、動作の連動がよりスムーズになります。
アイスホッケーに限らず様々なスポーツにもご活用ください。