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『コラム』

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ラグスタ株式会社
2021/02/05

ゴルフで飛距離を伸ばすエクササイズ

ゴルフをしていて飛距離に伸び悩む方は多いのではないでしょうか。
ゴルフでは上半身を回すこと(胸郭の回旋)が必要です。
一つの要因として胸郭(上半身を回すこと)に問題が生じているのかもしれません。
まずは上半身の可動域(動く範囲)がどのくらいあるかを次のような動きでチェックしてみてください。

上半身の可動域テスト

ゴルフで飛距離を伸ばすエクササイズ
ゴルフで飛距離を伸ばすエクササイズ

片方の回旋時、床に対して上半身が45°以上上がっていない場合は胸郭の可動域、動かす力が不十分な可能性があります。
以下の上半身(胸郭)の回旋改善エクササイズを行ってみてください。

飛距離を伸ばすエクササイズ

ゴルフで飛距離を伸ばすエクササイズ
ゴルフで飛距離を伸ばすエクササイズ

それでは、なぜ胸郭がゴルフと深い関係にあるかを詳しくみていきましょう。

上半身の可動域とゴルフの深い関係

なぜ上半身(胸郭)の可動域はゴルフに必要であり、関連してくるのでしょうか?

冒頭のチェック評価に関して上半身が45°以上回旋していなければ胸椎の回旋可動域に対する筋力もしくは柔軟性が足りない可能性があります。
脊柱の可動域には腰椎と胸椎が関係してきます。

腰椎は安定した関節(スタビリティ関節)、胸椎は可動性のある関節(モビリティ関節)です。
腰椎は約5〜15°程度というわずかな可動域しかないのに対して、胸椎は約30°〜35°程度の可動制を持っています。

以上のことから回旋動作は安定させる腰椎で行うのではなく、可動性のある胸椎で起こさなければなりません。
しかし何らかのエラーや不良動作が起き可動域・筋力が足りないと飛距離の向上は目指せなくなります。
さらに、体は動かさなければ筋肉や関節などが固まってしまい可動範囲が狭くなってしまいます。
加えて、上半身(胸郭)の可動域不足にも影響を与えます。可動域不足により本来上半身(胸郭)が行う動きが行えないこと(機能不全)により腰椎で無理に動作を行うことで腰に痛みが発生してしまい悪循環が始まります。

上半身(胸椎)の可動域の見極め

筋力不足の場合は主に冒頭の写真1・2のように自動運動で胸郭を回旋させることができません。
当てはまる場合は上記のエクササイズを行ってみましょう。

柔軟性の欠如の場合は写真1・2を誰かに持ち上げてもらうことで自家筋力を使わず脊柱の硬さ、肋骨の開き、筋肉の硬さを見極めることができます。上記のエクササイズの姿勢で誰かにサポートしてもらう、もしくはチェストオープンの種目を自分で行うのも可動域を出すのに効果的です。

肩甲骨の内転

胸椎回旋には肩甲骨の内転(肩甲骨を寄せること)も必要となります。
胸椎だけを回そうとするのではなく肩甲骨も内側へ寄せながら回旋させることでより質が上がります。
冒頭でご紹介したエクササイズも肩甲骨を内側へ寄せながら行うことが非常に重要です。

まとめ

テークバック・バックスイングが大きくできれば力を溜め込むことができヘッドスピードが上がるのでその分強いショットへ、そして好飛距離へと連鎖していきます。
そのためには上半身(胸椎)の回旋が必須です。
さらには胸椎と腰椎が正常に機能をすることで腰や肩への負担を軽減し安定したスイング、より飛距離向上が可能となります。


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