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『コラム』

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ラグスタ株式会社
2021/01/27

子供が熱中症にならないための予防法

子供は遊ぶことやスポーツに夢中になると水分補給や休憩を忘れて遊び続けることが多く、気がつけば熱中症ということも少なくはありません。

熱中症は重症化すると生命をも脅かす非常に危険な状態です。お子さんをサポートするサポーターの役割として水分補給や休憩を促すことも大切であります。

さらに、熱中症予防という観点からはしっかりとした栄養を摂取するということがかなり重要になってきます。

つまり、日頃の食事が熱中症を予防する重要な鍵となります。熱中症予防のためにも普段から摂取すべき栄養素と食材を詳しく見ていきましょう。

熱中症にはビタミンB1

熱中症予防に非常に効果的な栄養素としてビタミンBがあげられます。
ビタミンBは血液やタンパク質を代謝する(作り出す)のに非常に大切とされている栄養素の一つです。
とりわけ、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える重要な役割を果たします。

ビタミンBとは?

そもそも、ビタミンBはビタミンCなどと同じく水溶性ビタミン(水に溶けるビタミン)ですのでビタミンEなどの脂溶性ビタミン(脂に溶けるビタミン)と違い、基本的にたくさん摂取しても尿から排泄されます。
しかし、ビタミンB1(特にビタミンB1)が足りなくなるとせっかく摂取した栄養をパワーに変えることが難しく夏バテを起こす原因にもなり、熱中症にかかるリスクも高くなります。
実は有名な栄養素である葉酸やナイアシンなどもビタミンB群でビタミンBは非常に大切な栄養素です。

ビタミンB1が多く含まれる食材

豚肉、うなぎ、たらこ、ナッツ類など

その他ビタミンB群が多く含まれる食事
動物性タンパク質
レバー、カツオ、マグロ、さんま、卵など
野菜・果物
ほうれん草、バナナなど

熱中症対策メニュー

豚キムチ

発酵食品であるキムチには塩分も多く含まれており、豚に含まれるビタミンB1と合わさると熱中症には最適のおかずになります。
キムチの野菜も選べるので夏にはもってこいのメニューです。

ビタミンB以外の栄養素

ストレス(疲労や眠気)から回復させてくれるビタミンCや筋肉、骨、血を作るタンパク質、エネルギーを作る炭水化物などビタミンB以外にもたくさん摂取しなければならない栄養素があります。
特に成長期の子供にはバランスのとれた栄養が一番大切です。

まとめ

熱中症は高温多湿の環境下で起こりやすい問題です。
まずは熱中症の兆候がある場合は涼しい場所に移動し、水分補給を行なってください。

今回は熱中症の予防を中心にビタミンB(B1)について紹介しました。
熱中症予防としてビタミンBを積極的に摂取することも大切ですが、一番重要なことは炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン・ミネラル等のバランスが取れた食事をすることです。
お子さんが安心して安全にスポーツをするためにも、献立を考え、健康なカラダ作りを食事面でサポートするサポーターも重要な役割です。


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