『コラム』
- 株式会社OFFICE35
- 2022/03/30
大一番でハイパフォーマンスを引き起こすメカニズム
こんにちは!
姿勢と睡眠の最適化をお手伝いする背ラピストStoreの岩上です。
プロ野球が開幕しましたね!
我が家では「今年ソーセージはシャウエッセンしか買わない」という鉄の掟を作るほどBIGBOSS新庄さんにハマっています。
オープン戦から楽しませて頂き、今年はプロ野球への熱が高まりそうです!
スーパースターはなぜ大舞台でこそ結果を出せるのか?
新庄さんは、現役時代とにかく勝負強い選手でした。
どの世界にも、大事な場面で最高のパフォーマンスを発揮するスーパースターっていますよね?
超一流と呼ばれる方は、なぜ大舞台でこそ結果を出せるのか?
このメカニズムにも、実は「姿勢と睡眠」が深く関係しています。
ということで、今月のコラムのテーマは、、、
「大一番でハイパフォーマンスを引き起こすメカニズム」
について書きたいと思います。
是非、最後までご覧ください。
「ゾーン」という状態に入ることを意識する
スポーツの世界では「心、技、体」という言葉がありますが、大一番では緊張や不安などで特に「心」が乱れやすくなりがちです。
心の乱れは、ミスを招いたり、パフォーマンスの低下につながります。
スーパースターは大事な場面で、最高のパフォーマンスのために「ゾーン」という状態に入ることを意識するそうです。
ゾーンとは、集中力が非常に高まり、周りの景色や音などが意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態を指します。
実は私も野球で全国大会に出場したことがあるのですが、「ゾーン」に入った試合がありました。すごく不思議な感覚だったので今でも覚えています。
「ゾーンに入る」ために研ぎ澄ますべき神経とは?
人間の神経には、自分の意志で働く『体性神経』と、自分の意志とは関係なく働く『自律神経』の2つがあります。
『体性神経』とは、ボールを投げたり、打ったりする際に働く神経のこと。
目で見たり、耳で聞いた情報を脳に伝え、脳から全身に指令が出て身体が動き出す仕組みで働きます。
一方で、自分の意思とは関係なく働くのが自律神経。
自律神経は、暑い時に汗をかいて体温を下げたり、寒いと身体を震わせて体温をあげたり、疲労回復させるために眠くなったり、消化したり排泄したりなど、体内の重要な要素をコントロールしている神経となります。
臓器を働かしたり、全身に血流を循環させたり、細胞を活性化させたり、24時間休むことなく働き続けるこの自律神経は、「ゾーンに入る」のに超重要な神経です。
自律神経を理解してハイパフォーマーになろう
自律神経は、交感神経と副交感神経の二つで構成されています。
車に例えると、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役割を果たします。
交感神経が優位に働くと活動的になり、副交感神経が優位に働くとリラックスします。
また、交感神経が優位に立つと、イライラし、免疫力が低下します。
逆に、副交感神経が優位に立つと、注意力が散漫になり、ミスが増えます。
では、「ゾーンに入っている」のときは?
交感神経と副交感神経、両方が同じくらい活発に働いています。
少し緊張していても心は冷静。こんな状態が最高のパフォーマンスを生むのです。
しかし、大事なシーンで、ガチガチに緊張してしまう方も多いのではないでしょうか?
緊張したり、不安になったり、イライラしたり…。
心が乱れているときは、交感神経が優位に立っているので、副交感神経を活発にすると良いのです。
では、どうすれば副交感神経は活発になるのか?
一番簡単な方法は「深呼吸」です。
不安や、イライラ、緊張している場面では、無意識に呼吸が浅くなっています。
深呼吸で呼吸を整えると、副交感神経が優位になり、自然と不安が消え、平常心を取り戻せるようになります。
また、空を見上げたり、音楽を聴いたりするのも副交感神経を活発にするのに良いので、自分なりのととのえ方をみつけられるとよいですね!
副交感神経の働きを高めるカギは「首」にあり
神経は脳から首、背骨を通って全身に指令を出します。
特に副交感神経は「首」にあるので、常日頃から首を健康に保つことは超重要です。
だから、「正しい姿勢」が重要になのです。
スマホ・PCの使用で、首や肩がガチガチになっていませんか?
肩や首のコリは、副交感神経の働きを低下させます。
また、男性は30代、女性は40代になると、副交感神経の働きが低下します。
ただでさえ、ストレスは交感神経が優位になることが多いため、現代社会では副交感神経の働きを高めることが自律神経のバランスを整えるのに超重要なのです。
私も、20代のころは、多少無理したり、健康を意識しなくても特に問題もなかったのですが、30代になってからは、何故かストレスを強く感じる様になったり、疲れやすくなったり、寝ないで仕事とか一切できなくなりました(笑)
これも、副交感神経の働きが低下していることも大きな原因だったりするのです。
普段の姿勢をととのえて首への負担を軽減しよう
正しい知識と自分なりのととのえ方を模索して是非、「ゾーンに入る」コツを見つけてみてください。
そのためにも、普段から姿勢をととのえることを意識して、首や肩をかろやかに保ち大事なシーンに備えましょう。
まとめ
たとえ一流のアスリートであっても、ゾーンに入るのは簡単ではないと言われています。
しかし、超一流は「ゾーンに入る」為に工夫をしていますし、常にコンディションを整えております。
あなたも、ゾーンに入るテクニックを身につけて、ハイパフォーマーへの道を歩んでみてください。
後編のコラムについて
背ラピストStoreでは、このデジタル時代の首・肩・背中をかろやかに美しく保つ、最強ツール“ゴッチョ背まくら”をご紹介しています。
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ゴッチョ背まくらは、「姿勢と睡眠をととのえる」製品ですが、もしかしたらあなたをハイパフォーマーへ導いてくれるかもしれません。(笑)
後編では、そんな「ゴッチョ背まくらの秘密の構造」を公開したいと思います。
併せて、副交感神経を活発にする呼吸法もご紹介いたしますので、是非ご覧頂けましたら幸いです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
背ラピストStore 岩上