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『コラム』

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有限会社ゴルフハウス湘南
2022/06/27

ゴルフトレーニングで若返る!

みなさんこんにちは!有限会社ゴルフハウス湘南代表の小森です。

HSPV認定 コンディショニング・ゴルフインストラクター等他多数の資格をもち、ゴルフスクールでのレッスンや講演や執筆活動もおこなっています。
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私の紹介はこの辺にしておきまして、先日、ある会合で東京大学高齢社会総合研究機構の学術専門職員の方とお話する機会がありました。

その方は、「殆どのシニアゴルファーが75~80歳でゴルフをリタイヤしている。

これを後5年延伸させないと大変なことになる」とおっしゃっていました。

私(小森)が主管する「ゴルフスク-ル」にも、70歳代後半の方に多くお越しいただいています。

その方々を見ていると、「皆さん若いなぁ!」と感じます。

お陰さまで、私のゴルフスクールにお越しいただいている多くのシニア層の方々は、一般的な高齢者と比べて比較的若さが保てていると感じます。

若さのポイントは「成長ホルモン」

高齢の方に限らず、どの年代でも実年齢より若く見える人もいれば、老けて見える人もいます。

その差はいったい何でしょうか?

 

その差はズバリ!「成長ホルモン」です。

成長ホルモンを分泌しやすい生活をしている人と、そうではない人との差であるといえます。

成長ホルモンは、脳の中央部にある下垂体という器官で作られ、人間の成長を促しています。

成長ホルモンが最も多い10代と比べると40~50代では5分の1以下に低下します。

また、成長ホルモンは筋肉や骨の成長を促しているだけでなく、体脂肪を分解する働きも持っています。

年齢を重ねるにつれて太りやすくなるのはこのためです。

成長ホルモンの分泌量は加齢とともに減少する傾向にはありますが、これは年齢によって決められたものではなく、その人のライフスタイルで大きく変わってきます。

成長ホルモンがたくさん分泌するような生活をすれば、若さを保てるのです。

ゴルフトレーニングで若返る!
 

ゴルフは、成長ホルモンの分泌を促す「若返るスポーツ」といえますが、そのやり方を一つ間違えると成長ホルモンの分泌を抑制し「老けるスポーツ」になってしまいます。

せっかくゴルフをするなら、「老けるゴルフ」より「若返るゴルフ」をしたいですよね。

では「若返るゴルフ」とはどんなものでしょうか?

ゴルフで老ける?若返る?

「若返るゴルフ」の代表格が「たくさん歩く」です。

例えば、今や乗用カートでのラウンドは当たり前になっていますが、できるだけカートには乗らず、自分の脚で歩こうとする人と、すぐにカートに乗りたがる人では、その「若返り度」は違ってきます。

なぜなら、歩行運動によって成長ホルモンの分泌が促されるからです。

ゴルフトレーニングで若返る!
 

また歩行運動は、身体バランスを整えるコンディショニングを図る上でも効果的です。

左右の腕と脚を交互に動かし、体の捻転を繰り返すからです。

つまり、自分の脚でたくさん歩く人は、ほとんど歩かない人に比べて姿勢が良く、若さが保てているといえます。

しかし、歩行運動で身体バランスを整えるには、7~8㎞歩かなければならないといわれています。

それ程の距離を歩くには1時間半から2時間はかかるでしょう。

それを毎日続けられるほど、時間に余裕のある人は少ないと思います。

子育て世代や忙しいビジネスマンでは尚のことでしょう。

ゴルフで18Hをカートに乗らずに歩いてラウンドすれば、それぐらいの距離はゆうに歩けます。

とはいえ毎日コースに出られる人も少ないと思います。

1日5分で若返る方法とは?

そこで効果的なのが、私が主管するゴルフスクールで取り入れている運動プログラム「ゴルフフィットネス」のひとつ、「パワーバランス運動」です。

パワーバランスというゴムホースのような運動補助器具を、ゴルフスイングをするように横方向に、ビューンビューンと左右連続で振ります。

この時、身体軸(正中線)を安定させ、肩と腕の力を抜き、体幹を意識しながら左右均等に振ると効果的です(連続写真参照)。

 
ゴルフトレーニングで若返る!
ゴルフトレーニングで若返る!
ゴルフトレーニングで若返る!
ゴルフトレーニングで若返る!
ゴルフトレーニングで若返る!
   

【パワーバランスの振り方】

  • 足幅は肩幅程度に開き、踵は上げずにベタ足で。
  • 軸を意識し、頭を動かさぬよう、左右均等に横方向に振りましょう。
 

パワーバランス運動は、立位(立った状態)で行いますし、ゴルフスイングに即した運動ですので、ゴルフのためのトレーニングにうってつけです。

ゴムホースを振ると、それに遠心力が働くため、外へ外へと引っ張られます。

人は引っ張られると、本能的にバランスを保とうと引っ張り返します。

その引っ張り返す力は遠心力と真逆の方向、つまり体の中心方向へと働きます。

この時無意識に体の中心であるコアを使います。

ゆえにパワーバランス運動によって無意識のうちにコアマッスル(体幹)が鍛えられるのです。

また、ゴムホースの慣性力でより体が捻転されるためストレッチの効果もありますし、呼吸を伴いながらリズミカルに運動しますので、有酸素運動でもあります。

つまりパワーバランス運動は、筋トレとストレッチ、更に有酸素運動の3つを同時に行えるのでより効率的なのです。

パワーバランス運動は歩行運動の約30倍の運動量があることが専門家の調べで分かっています。

パワーバランスを5分振れば、150分歩いたことと同じになるわけです。

 

「1日1回、パワーバランスを5分間振る」これなら、ヤル気になれば多くの人ができるのではないでしょうか。

たかが5分、されど5分。

毎日続けるのは大変だと思いますが、身体バランスを整え、成長ホルモンの分泌を促し、「若返るゴルフ」を実践するためにも、頑張っていただきたいと思います。

一緒に「ゴルフで若返り」ましょう!

 

sunmed


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