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『コラム』

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有限会社ゴルフハウス湘南
2022/09/26

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~

交通機関の発達、生活の利便性などにより、多くの現代人は運動不足に陥っています。

それがコロナによるリモートワークの拡大で、移動をしなくても人とコミュニケーションが図れるようになりました。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

そのことで、より運動不足に拍車がかかっています。

そしてカラダの不調を訴える人のみならず、ココロに不調をきたしている人をも増えていると感じます。

 

ゴルフの健康効果を考えるシリーズの最終回。

今回は、運動不足を解消する“ゴルフのチカラ”について考えてみたいと思います。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

世界レベルで起きている運動不足

この運動不足問題は日本に限ったことではないようです。

先進国を中心に世界レベルで起きていて、経済が発展している国ほど、運動不足のレベルが高まっているというのです。

 

「GAPPA」という言葉をご存じでしょうか。

「GAPPA」とは、「Global Action Plan on Physical Activity(身体活動に関する世界行動計画)」で、世界レベルで起きている運動不足問題を危惧し、2018年5月にWHA(世界保健総会)で決議され、同年6月にWHO(世界保健機構)で発表された行動計画です。

SDGsとも連動していて2030年がゴールとなっています。

その数値目標は、身体不活動者(運動不足)の割合を、世界全体で現状28%を2025年までに10%減(25.2%)に、2030年までに15%減(23.8%)にとしています。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

日本では、これに呼応するようにスポーツ庁が、「スポーツ実施率向上のための行動計画」を2018年9月に策定、翌年7月には「Sport in Life プロジェクト」を打ち出しました。

スポーツ人口の拡大に資する優れた取り組みを一般から公募し、2022年3月1日には第一回「Sport in Life アワード」(※1)が開催されています。

※1:スポーツ庁「第一回 Sport in Life アワード」の詳細はこちらです。
⇒第一回 Sport in Life アワード詳細

 

更にスポーツ庁では、働く人々の運動促進に向けて、従業員の運動やスポーツ活動の実施に積極的な取り組みを行っている企業を認定する「スポーツエールカンパニー制度」(※2)を、2017年度よりスタートしています。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

社内でスポーツ推進に取り組む事業者も大いに参考になるのではないでしょうか。

※2:「スポーツエールカンパニー認定」企業一覧はこちらです。
⇒スポーツエールカンパニー認定企業一覧

 

このように、WHOも国も運動不足解消に乗り出していますが、多くの人々は運動はやった方がいいと分かっている、けどできない、続かないというのが本音ではないでしょうか。

これを解消するためにオススメしたいスポーツが、やはりゴルフです。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

2020年1月に、慶應義塾大学と日本運動疫学会が作成した「GAPPA」の日本語版冊子(※3)には次の様に記されています。

※3:「身体活動に関する世界行動計画2018-2030 健康的な世界に向けて 一人一人よりアクティブに(概要版)」(資料提供:慶応義塾大学 スポーツ医学研究センター 大学院健康マネジメント研究科)

 

『定期的に身体活動(運動)を行うことは、心疾患、脳卒中、糖尿病、乳がん、結腸がんなどの非感染症疾患(NCDs)の予防と治療に役立つほか、高血圧、過体重、肥満の予防や、メンタルヘルス、生活の質(QOL)およびウェルビーイングの改善に効果があることが認められています』

昨今、ウェルビーイング(身体的にも精神的にも、そして社会的にも健康な状態)を会社経営や事業活動の核に組み込み、運動習慣サポートに力を入れる事業者が増えていると思います。

運動は必要、けど続かないのは何故?

このように、運動の効能は分かっている、会社からも支援されている、なのに続かないというのが本音ではないでしょうか。

その理由は、「面倒くさい」「疲れる」「忙しい」「時間がない」、そして「運動しても効果が見えない」などが挙げられると思います。

まず「面倒くさい」「疲れる」は、例えば階段を使わず、エスカレーターやエレベーターを使ってしまう。

歩いて行ける所でもついつい車やバイクに乗ってしまう・・等でしょうか。

次の「忙しい」「時間がない」は、フィットネスクラブに通うケースで考えてみると分かりやすいと思います。

多くのビジネスマンは仕事帰りに通って汗を流す。もしくは休日に通うといった利用の仕方になると思います。

今はテレワークの合間にフィットネスクラブで運動するといったケースも少なくないかも知れません。

そうなると残業で帰宅時間が遅くなった、仕事が忙しくて時間がない、休日は疲れて家から出たくない、という理由で脚が遠のき、会費がもったいないと退会してしまうのではないでしょうか。

最後に「運動の効果が見えない」は、例えばダイエットなどを目的にトレーニングするケースがイメージしやすいでしょう。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

最初のうちはモチベーションが高く、トレーニングに精を出していても、数ヶ月経っても体重計の数値が変わらなければモチベーションを保つことが難しくなり、「やっても無駄・・」と思うようになるのでしょう。

これらは運動が“目的”ではなく、ダイエットなどの“手段”になっているからだと思います。

つまり、運動が「したい」ではなく、「しなければならない」となっているから続かないのではないでしょうか。

一方、運動を楽しむこと自体が目的になれば続けられるでしょう。

そうやって楽しみながら運動した結果、ダイエットなどの目的が達成でき、健康を手にしていることが理想だと思います。

だとすると、ゴルフにはそれらを叶えるチカラがあります。

スポーツでウェルビーイングな社会を

ここでゴルフの魅力を再考してみましょう。

スポーツの中でもゴルフは、ボールをより遠くに飛ばす、ターゲットにより近づけるといった「遊戯性」と、長距離を歩く、クラブを振るといった「運動性」、そしてスコアを競うという「競技性」を兼ね備えています。

更には、季節の草花や自然、雄大な景色などを楽しむ「鑑賞性」や、非日常を楽しむ「リフレッシュ性」があります。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

ゴルフのリフレッシュ性といえば、緑の中でプレーする「森林浴」による健康効果が挙げられます。

森林浴は、「フィトンチッド」という植物からでる揮発成分により、リラックス、癒し、ストレス軽減といった効果に加え、気力・活力などのエネルギー回復、自律神経のバランス向上、血圧や脈拍の低下、免疫力アップなどの効果があります。

また、ゴルフは年齢や性別、ゴルフの腕前に関係なく一緒に楽しめるため、交友が広がります。

交友を広げることでゴルフ仲間が増え、コミュニティ形成にも役立ちます。

ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~
 

つまり、ゴルフは健康の保持・増進に役立つだけでなく、「社交性」を育み、“社会的にも健康的なスポーツ”といえるのです。

 

ゴルフは、年齢を問わずに始められる生涯スポーツです。

故に「人生100年時代」を象徴するスポーツといえるでしょう。

より多くの人々にゴルフをはじめとするスポーツに親しみ、運動不足問題を解消。

「GAPPA」に貢献するとともに、スポーツを通じてウェルビーイングな社会を築いていきたいと思います。

 

次回のコラムは「ゴルフに欠かせないモノ」についてお話しします。
お楽しみに・・・。

 

sunmed


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