『コラム』
- マリープラチーヌ株式会社
- 2023/10/11
スポーツクライミング界の新星 野部七海選手インタビュー
笑顔満点クライミング界のヒロイン ディレモーションアンバサダー 野部七海
自身の体1つで、垂直にそり立つ壁をカラフルなホールドを使ってゴールを目指して登る競技、「スポーツクライミング」。
男女共に世界に名を連ねている選手も多い。
また、活躍の場を広げる若い選手が増えている競技でもある。
野部七海選手は、2022年にボルダリングユース日本選手権ジュニア優勝を飾り、世界ユース選手権で5位入賞、今年2023年にはボルダーユースジュニア女子の日本代表に選出されるなど、スポーツクライミング界で注目される選手の一人である。
今年の3月にご縁あって、ディレモーションアンバサダーに就任いただいた彼女は、ディレモーションアンバサダーになる前から、ディレモーションを愛用してくれていたという。
「ディレモーションはこれまでに出会えなかった新しいケアクリームです!」と言ってくれる彼女の紹介と共に、改めてディレモーションについての率直な感想を伺った。
登れるようになる喜び
「小学校4年生の時にたまたま見ていた新聞にあったクライミングの写真に興味を持ったことが始めるきっかけになった」という野部選手。
【野部七海選手(以下敬称略)】新聞の写真だけ見るのが好きで、その中で“なんだこのスポーツは!”と興味を持ちました。
クライミングを始める前は、陸上やバトミントン、あとはお兄ちゃんの影響でモトクロスバイクも乗っていましたね。でも、他のスポーツは自分の中でハマらず・・・1年も続きませんでした。
ーーそうだったんですね。クライミングは見つけてすぐ始められましたか?
【野部】すぐにお母さんに相談しましたが、最初はそのスポーツがある事をなかなか信じてもらえなくて、1年くらいはそのままになってしまいました。(笑)
ですが、たまたま私の友達が体験でクライミングをやっている事を聞き、その施設もたまたま近くにあったので、家族みんなで体験に行ってみました。
友達がやっていてくれて本当によかったなと思います。(笑)
体験に行ったときは、家族の誰よりも登れなくて、悔しい思いから“ちゃんとやりたい”という思いになって興味を持った形ですね。
以前やっていたスポーツもそんなにハマってなくても、大会に出ると絶対負けたくないと思ってしまう性格なんです。(笑) 負けず嫌いですね。
始めは全然登れなかったものが、登れた時の達成感が本当に好きで、もっと難しいのを登れるようになりたい!という思いからどんどんのめり込みました。
ワクワクしかない!自然の岩場“ロッククライミング”との二刀流
室内のクライミングにとどまらず、自然の岩場に登るロッククライミングにも挑戦する野部選手。
ーーロッククライミングも同じ時期から始めましたか?
【野部】ロッククライミングは、通っていたクライミングジムの利用者の方でやっている方が多かった事もあって、クライミングを初めて1年も経たない頃に自然の岩場に挑戦しました。
“自然の岩を登るってどういう事?”みたいな感じで、もう、恐怖心よりワクワクの気持ちが強かったですね。もう、楽しくて仕方なかったです!
誰も登った事のない岩場にも何度が挑戦する機会をいただいて、完登したルートに名前を付けるという貴重な経験もさせていただきました。
ロッククライミングは、全く同じ壁が世界にどこにもないので、その場所に行かないと登れないという特別感があります。また、四季折々の自然と触れ合ったり、人目を気にせず目の前の壁に集中して登れる事が一番の魅力ですね。
一方スポーツクライミングは、他競技スポーツだといいフォームというものがあると思いますが、クライミングは型にはまらず全く同じ動きがない、多様さが魅力ですね。
スポーツクライミング選手で両方やっている方はほとんどいませんが、私は、ロッククライミングとスポーツクライミング両方をやっている事で、得た経験をそれぞれに活かせるので、どちらも欠かせない存在です!
競技は順位が付くので人と戦うものという捉え方になってしまいますが、その目の前の課題を登れば順位は勝手に上がるので、私は“目の前の課題を登る”ことに楽しさを持って向き合っています。
――“どんな時も楽しんでいる”事が一番の強みと笑顔で語る野部選手。
【野部】メンタルが崩れないというか、誰よりもモチベーションが高い自信がありますね!
もちろん壁に向かう怖さはあります。でもそれより、登れた時の達成感にワクワクしている気持ちの方が上ですね!
素直に真っ直ぐ魅力を語る彼女の眼差しは、心から“登る事に挑戦し続ける”事が好きなんだと感じさせてくれる。
クライミング人生を歩む今
ーー高校を卒業して競技者人生を歩む現在、どの様な形で活動をしていますか?
【野部】有難い事に3社の支援企業様からの支援金を競技の遠征費等に充てさせていただき、自分自身ではクライミングの専門職“セッター”として、セット(クライミングの壁についている突起)でルートを作る仕事とマクドナルドでアルバイトをしながら活動をしています。
ーーマクドナルドですか!また競技者とは違う一面もお持ちなんですね。
アルバイトの経験が競技に活かされている点はありますか?
【野部】あはは!そうですね。(笑)
マクドナルドは、どんな方にも丁寧な対応と笑顔がウリと私は思っているのですが・・・(笑)
競技でも様々な選手がいるので、どの選手とも仲良くなれるコミュニケーション能力を身につける事ができているなと感じます。
お子様連れのお母さんにも話しかけていただく事もありますが、会話を広げられるようになったかなと思います!
その他セッターの仕事からご縁があって、クライミングジムのある街を元気にして欲しい!という依頼をもらいお話をさせていただく機会がありました。
自分の経験を話すより、元気や希望を届けられたらいいなという想い一心でお話させていただきましたが、今自分自身はまだ世界でタイトルを取った選手ではないですが、これから取れた時に、もっと多くの方を勇気づける事ができるのだろうなと感じたので、私自身としてもとても貴重な経験になりましたね。
今後はそういう立場に自分がなれた時に、自分から発信したいなと思っています!
これまでに出会わなかったボディーケアクリーム“ディレモーション”
今までも少しでも疲労を回復させたいと、様々なケアクリームや用品を試したという。
しかし、なかなか本当にいいと思えるアイテムに出逢えなかったと。
そんな時、いつもお世話になっている、むつみ接骨院の北川先生から、ディレモーションを教えてもらった事が知るきっかけになったという。
【野部】今年1月に、足首の怪我をしてしまったんです。
その時に怪我の回復が早いと、北川先生から勧めていただきそこからすぐ使い始めました。
まず、自分が今まで使ってきたボディーケアクリームとは、開発の仕方の違いに驚きました。
“こんな考え方のボディーケアクリームがあるんだ!”って思いましたね。
怪我をしてから足首の可動域がなかなか戻らず悩んでいましたが、ディレモーションを使いながらストレッチすると一気に柔らかくなる事が分かって驚きを通り越して、衝撃でした!(笑)
こんなに目に見えてすぐに効果が実感できた事が初めてだったので、“このクリームは凄い”と思いましたね。
別の部位には接骨院で使用していた事があって、その時から良いなと感じていましたが、怪我をしていた部位には初めて使用したので、より良さを実感しました。
ーー効果を実感いただけて良かったです!その他、日頃お使いいただいている場面はありますか?
【野部】はい、練習後に使用する事が多いですね。
疲労が溜まると足が浮腫みやすく、その浮腫みがあると次の日も動きにくさを感じてしまうんです。
ディレモーションを練習後に使用する事で、次の日の足の浮腫みもなく良いパフォーマンスを維持できる実感があります。
最近は登る前に背骨周りに塗る事で、体の動きが柔らかくなる感覚があるので、練習前にも積極的に使っています。
既に自分の体に合った使い方をマスターしているのは流石アスリートである。
実は、野部選手をアンバサダーにと繋いでくださったのが、むつみ接骨院の北川院長。
東京でディレモーションを紹介する展示会にお越しくださった際に、アンバサダーを募っている事をみて声をかけてきてくれた事から繋がったご縁だ。
野部選手はディレモーションアンバサダーとして、ご自身のSNSを通して素敵な投稿をしてくださっている。
ーー紹介をいただく上で意識されている事はありますか?
【野部】そうですね。怪我をしている時に投稿していたので怪我だけに使うもの・・・というイメージが強くなってしまうかもしれないですが、日頃体を酷使しているアスリートに向けては、パフォーマンス向上や疲労回復に役立つものという事をもっと伝えたいなと思いますし、年配のスポーツ愛好者の方々にも興味を持っていただけるような投稿を心がけていますね。
野部選手の投稿は既にクライミング界でも多くの反響を呼んでいる。
今回このインタビューを依頼したのも、ディレモーションを愛用してくれていると分かるSNSの投稿と、真っ先にお願いしたいと思わせる人柄を持ち合わせているからだ。
彼女は、「今後も私にできる事があれば何でも言ってください」と笑顔で応えてくれた。
目の前の壁に挑戦し続けた先に掴むもの
ーーディレモーションのここが1番気に入っている!というオススメポイントを教えてください!
【野部】やっぱりあれですね、一日中練習で酷使した体の疲労した部分にディレモーションを塗るだけで、次の日のパフォーマンスがほぼ落ちずに練習できる事が一番のオススメポイントですね!
ーー今後もディレモーションをお使いいただく事で、どの様な影響がご自身にあると思いますか?
【野部】疲労回復も早いですし、練習のパフォーマンスが落ちないので、一回一回の練習が今までより充実して取組めるなと期待しています。
昔は疲れて練習できない事が多くあったので、より実感していますね。
より一層練習の質が高められるという事は、パフォーマンス向上に役立つと思っていますし、それが自信となって高いモチベーション維持に繋げられるなと思っています!
今は“ディレモーションを塗れば明日も登れるな!”と私を支えてくれる心強いアイテムになっています。
ーー嬉しいですね!では、ディレモーションはどんな方にオススメしたいですか?
【野部】自分と同じアスリートにももちろんオススメですが、クライミングを楽しんでいる方には、お父さん世代の男性も多く、腰痛など体の痛みを訴えている方も多いので、ディレモーションを使用して少しでも快適にクライミングを楽しんでもらいたいなと思います。
ディレモーションは日常生活から、スポーツシーンまで使い分ける事ができるものなので、多くの方に知ってもらえるといいなと思います。
ーーでは最後に、今後野部選手が“目指しているもの”“挑戦したい事”をお聞かせください。
【野部】はい。まず、もうすぐ挑戦したい事に挑む日が近づいているのですが、 長野県の川上村にある小川山という女性でまだ誰一人登れた事のない自然の岩場のルートがあって、そこを完登して初の女性完登者になる事に挑戦したいです。
男性でも15人ほど完登した方がいるくらいのルートですが、その挑戦をたくさんの方が後押ししてくださっているので、絶対登りたいなと思っています!
スポーツクライミングでは2024年2月に行われる、日本代表の選考会になるボルダリングジャパンカップで日本代表に選ばれてワールドカップを回ることを近い目標にしています。
そして最終目標は、“ワールドカップで年間総合優勝”をする事です!
野部七海選手、ありがとうございました!
インタビューを通してより野部選手のファンになった我々。
マリープラチーヌ(株)は、これからも野部七海選手の活躍をディレモーションと共に応援していきます。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。
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PROFILE
スポーツクライミング 野部七海選手
埼玉県出身
練習拠点:Lutra Lutra climb park、Base Camp(入間店・飯能店)
【これまでの実績】
2020年 ジャパンカップで上位/ワールドカップ権利獲得
2021年 ボルダリングユース全国大会で優勝
2022年 ボルダリングジュニア全国大会優勝&世界ユース5位入賞
2023年 ボルダーユースジュニア女子 日本代表選出
冒険心で突き進む、今後も世界的な活躍が期待されるスポーツクライミング界のヒロイン。