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『コラム』

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滋賀ダイハツアリーナ
2024/09/04

災害に備えて身体を鍛えよう!『防災体力』

今年は1月の能登半島地震(最大震度7)から始まり、震度の大きい地震が相次いで発生しています。

2024年では震度5弱以上の地震は8月時点で26回も発生しています。

8月8日向日灘での地震発生に伴い、政府から南海トラフ地震臨時情報も発表され(8月15日に呼びかけ終了)備蓄や防災グッズの需要が高まり日本の防災意識は非常に高くなっています。

なので今回は、皆さんに何よりも準備して欲しい『防災体力』についてご紹介したいと思います。


1番大切な防災対策『防災体力』とは。

『防災体力』とは災害時、危機回避や避難などの防災行動をとるために必要な体力です。



皆さんは災害が起こったとき、初めに何をしますか?

例えば地震で大きな揺れが発生したときは机の下などに隠れたり、安全な場所を冷静に判断して「しゃがむ」や「掴まる」といった動作をを素早く行う必要があります。


無事に揺れが収まったら次は避難です。

避難場所は事前に市区町村のホームページで自分の住む地域の避難場所と避難経路を確認して、距離と移動にかかる時間を把握しておきましょう。

避難では「歩く」や「運ぶ」ことが必要になります。特に運ぶでは備蓄をまとめた荷物や人を運ばなければならないケースも想定されます。


さらに避難を具体的に考えていきましょう。

備蓄に欠かせない「水」は災害時、1人に必要な量は調理用と飲料用だけで約3L必要です。

最低でも3日分として1人当たり9Lの水が必要になります。家族がいる場合はさらに人数分の水が必要です。

荷物は重すぎても避難が遅れるので、防災バッグの重さの目安は男性で15kg、女性で10kg程度です。

避難所までの距離は人によって様々ですが平均500m~1km。大人の場合、500m歩くのに6~8分かかります。また学校などの避難所は上り坂があることが多く登る必要があります。


さて皆さんは約10~15kgの荷物を持って10~20分歩いて安全に素早く避難できるでしょうか?


具体的に想像してみると、かなりの体力が必要になってくると思います。

その中でも特に重要なのが下半身の筋力です!

重い荷物を持った身体を支えながら移動するというタフな動きが求められます。

なので今回は防災体力を向上させるための下半身トレーニングをご紹介します!!



防災体力向上トレーニング!!


下半身のトレーニングにオススメなダンベルステップアップです!

重りを持ちながら段差を昇り降りすることで、下半身(特に太もも・お尻)と上半身(腕)を鍛えることができます。

もしダンベルが無ければ、荷物を入れたリュックサックなどを背負うことで、より実際の避難を想定したトレーニングにもなります!

10回×3セットだけでなく、3分間昇降→1分休憩を繰り返すインターバルトレーニングにすると心肺機能も同時に高めることができます!



まとめ

まだまだ地震が起こる可能性や台風接近による防災対策が必要かと思います。

被害を最小限に抑えるには、しっかりと災害に備えて準備することが非常に大事になります。

備蓄や防災グッズを用意すると同時に、身体も鍛えて自分の身を自分で守ることができるように備えましょう!


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