『コラム』

- サン・クロレラ
- 2025/09/25
夏の疲労をリセットする食事術
まだ夏の暑さが残っていますが、夏の酷暑で溜まった疲れをリセットし、秋のシーズンを元気に迎えるためには食事による栄養補給が欠かせません。
夏の疲労を回復させるための食事のとり方、季節の変わり目の免疫力を高める栄養についてご紹介します。
疲労回復のためのバランスの良い食事のとり方
食欲低下により偏った栄養をととのえよう
夏の厳しい暑さで食欲が低下し、欠食をしたり簡単なもので済ませていませんでしたか?
食べるものが偏ると摂取できる栄養素も偏ってしまいます。
夏に偏った栄養バランスを整える食事を意識しましょう。
また、暑熱環境での発汗により失ったビタミンやミネラルも合わせて補給する必要があります。
簡単な食事メニューをバランスよくする一例をご紹介します。
食べやすい麺にたんぱく質が摂れるトッピングをプラス。
さらに、小鉢や果物を付けることで疲労回復に必要なビタミンやミネラルの補給ができます。

抗酸化物質の補給は疲労回復に役立つ
疲労の回復には、暑さやトレーニングによるストレスにも効果的な抗酸化物質の補給がおすすめです。
抗酸化物質は、運動により発生する活性酸素による細胞へのダメージを抑え、運動後の疲労軽減や回復に役立ちます。
抗酸化作用のある栄養素や成分を多く含む食品を摂ることがコンディションの維持にもつながります。
抗酸化作用のある栄養素・成分には、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、リコピン、ポリフェノールなどがあります。
これらは主に緑黄色野菜や果物に多く含まれているので積極的に取り入れましょう。
また、気温が下がってくると筋肉や関節も冷えやすく、けがのリスクが高まります。
予防のために、たんぱく質+抗酸化物質を中心に摂取することを心がけましょう。

免疫力を守る栄養素
季節の変わり目は、自律神経の乱れや免疫力低下によって風邪や体調不良が起きやすい時期です。
アスリートはトレーニングの負荷が高いため、さらに免疫が低下しやすいと言われています。
「免疫細胞を支える栄養素」を意識して摂りましょう。
免疫を支えるビタミンとして、ビタミンC(みかん、キウイ、ブロッコリーなど)やビタミンD(魚、きのこ類)を意識的に摂ることをおすすめします。
さらに、腸は免疫の70%ほどを占めると言われているため、腸内環境を整えることも免疫力アップにつながります。
善玉菌であるヨーグルトや納豆、善玉菌の餌となる食物繊維やオリゴ糖(大豆、玉ねぎなど)を積極的に食べることも免疫力を支えるためには有効です。
まとめ
夏の疲れを持ち越さずに、バランスの良い食事と抗酸化物質の補給を心がけましょう。
季節の変わり目に体調を崩さないためには、腸内環境を整えることも意識してみてください。
