『コラム』
- ラグスタ株式会社
- 2021/02/24
姿勢を正して動きやすいカラダを作ろう
「猫背になっている」「腰が反っている」とご自身の姿勢が気になっている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
姿勢が正しくないと見た目だけでなく、筋肉が縮まった状態で一定の位置に固定され柔軟性が乏しくなってしまいます。
また正しくない姿勢での日常生活や運動はカラダにとって肩こり・腰痛や首の痛み・内臓機能の低下・神経系の伝達不良などへと急性や慢性のケガにもつながっていきリスクを伴います。
まずは自分の姿勢を確認していきましょう。
姿勢の確認
姿勢をチェックする時は真っ直ぐ立った状態で横からと後方からの二方向から見ます。
その時に指標を頼りに観察するのが大切です。
横から見たとき
耳たぶ(耳垂)・肩(肩峰)・大転子・膝関節中央のやや前・外くるぶし前方(外果前方)が一直線上に並んだ姿勢が正しい姿勢です。
腰の反り具合は壁に背中をつけて立った時、自分の手のひら1枚がちょうど入る空間が目安となります。
後方から見たとき
頭部後方の出っ張っている骨(後頭部)・背骨(椎骨棘突起)・お尻の分け目(殿裂)・両膝関節の間中心・両内くるぶし(内果)の間中心が一直線上に並びます。
一度鏡で自分の姿勢を確認してみてください。
ではどのようにしたら正しい姿勢になるのでしょうか? 姿勢別にエクササイズをご紹介します。
姿勢別のエクササイズ紹介
猫背の方向けエクササイズ
横から見たときに耳たぶ、肩が前に出ている方は猫背に当てはまります。猫背の原因の一つとして胸の筋肉の柔軟性低下があるため胸のストレッチを行ってみましょう。
- 肩より少し上の高さに肘~手までをつけます。
- 脚を一歩前に出し、前脚に体重を乗せていきます。
30秒ゆっくり伸ばします。
反り腰の方向けエクササイズ
横から見たときに大転子が前に出ている方は反り腰に当てはまります。 反り腰の方はお腹の筋肉が弱くなっている可能性があるため、お腹のエクササイズを行ってみましょう。
- 仰向けに寝て膝を立てます。
- 息を吐きながら肩甲骨が浮くくらいまでカラダを起こします。
10回行います。
カラダが傾いている方向けエクササイズ
後方から見たときに背骨が一直線ではない方カラダが傾いているかもしれません。体側を伸ばしてみましょう。
- 手を頭の上で組みます。
- カラダを横に倒しましょう。
30秒ゆっくり伸ばします。
まとめ
正しい姿勢を保つことで、見た目だけではなく、柔軟性が向上したり、動かしやすいカラダを作ったりすることができます。
姿勢は何歳からでも改善することができるため、まずは自分がどのような姿勢をしているか知ることから始めてみませんか?
日常生活で今困っていることに姿勢が関係しているかもしれません。姿勢を改善し、美しいカラダを作りましょう。