『コラム』
- 野村整形外科
- 2026/08/12
日常生活・スポーツで起こりやすい外傷・傷害の予防方法 オスグット・シュラッター病編
オスグット・シュラッター病とは?
今回はオスグット・シュラッター病についてご紹介させていただきます。
オスグット・シュラッター病とは、膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下にある「脛骨粗面」という部分に、繰り返しの牽引ストレスがかかることで炎症や骨の変化が生じる成長期に多い膝の障害です。特に、走る・跳ぶ・蹴る動作を繰り返すサッカーや野球、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツで起こりやすいことが特徴です。
原因として
成長期の骨がまだ十分に成熟していない時期に、ジャンプやダッシュ、キックなどの動作を繰り返すことで発症しやすくなります。
また、太ももの前やふくらはぎの筋肉の柔軟性低下、股関節や足関節の動きの制限、身体の使い方なども膝への負担を増加させる要因となります。
症状として
・脛骨粗面(膝のお皿の下の部分)の腫れや押した際の痛み
・運動時や運動後の痛みの増強
・しゃがみ込み動作や階段の昇り降りなど、膝を曲げる動作での痛み
初期は運動時の痛みを感じることが多いですが、症状が進行すると日常生活でも痛みを感じることがあります。
治療方法として
多くの場合、手術を必要とせず保存療法で改善が期待できます。
痛みの程度や症状に合わせて運動量を調整しながら、柔軟性や筋力、身体の使い方を改善し、膝への負担を軽減するリハビリテーションを行います。
痛みが強い時期
・運動量の調節
・アイシング
・テーピングやサポーターの使用による負荷軽減
症状が落ち着いてきたら
・太ももの前・裏、ふくらはぎのストレッチによる柔軟性の改善
・股関節や体幹の筋力トレーニング
・ジャンプや走り方など動作の改善
まとめ
オスグット・シュラッター病は、成長期に多くみられる膝の障害ですが、早期に適切な診断を受け、運動量の調整やストレッチ、筋力トレーニングなどのリハビリテーションを継続して行うことで、痛みの改善だけでなく、スポーツへの安全な復帰や再発予防につながります。
少しでも膝の痛みや違和感がある場合は、安心してスポーツを続けるためにも、
「南草津野村整形外科」にご来院ください。
次回は、オスグット・シュラッター病の予防方法についてご紹介させていただきます。






























.jpg)
