『コラム』
- 野村整形外科
- 2026/10/14
【野村整形外科】日常生活・スポーツで起こりやすい外傷・障害 リハビリテーション オスグット・シュラッター病 リハビリ編
今回はオスグット・シュラッター病のリハビリテーションについてご紹介させていただきます。
オスグット・シュラッター病のリハビリでは、脛骨粗面への負担を軽減しながら、柔軟性・筋力・動作を改善し、痛みの軽減と再発予防を図ることが重要です。
⓵痛み・運動量のコントロール
痛みが強い時期は、脛骨粗面に繰り返し負担がかからないように運動量を調整します。
・ダッシュやジャンプの量を減らす
・深くしゃがむ動作を控える
・練習時間や強度を調整する
・運動後に痛みが強い場合はアイシングを行う
痛みを我慢して運動を続けるのではなく、症状に合わせて負荷を調整することが大切です。
⓶大腿四頭筋の柔軟性改善
・大腿四頭筋のストレッチ
特に大腿四頭筋の柔軟性が低下すると、膝蓋腱を介して脛骨粗面への牽引ストレスが加わりやすくなります。
そのため、症状に合わせて大腿四頭筋の柔軟性改善を図ります。ただし、痛みが強い場合は無理に伸ばさず、脛骨粗面に痛みが出ない範囲から行います。
⓷股関節の可動性改善
・腸腰筋のストレッチ
股関節や足関節の動きが十分でない場合、スクワットや着地などで膝に負担が集中することがあります。 膝だけを見るのではなく、下肢全体の動きを確認することが重要です。
⓸下肢の筋力トレーニング
・スクワット
痛みが落ち着いてきたら、状態に合わせて筋力トレーニングを行います。
大腿四頭筋だけでなく、お尻やふくらはぎなども含めて下肢全体を鍛えることが大切です。
⓹スポーツ復帰に向けた動作改善
痛みが落ち着き、筋力が回復してきたら、スポーツ復帰に向けて徐々に動作の負荷を高めていきます。
・ジャンプ・着地
・ダッシュ
・切り返し動作
・競技に合わせた動作練習
スポーツでは、走る・跳ぶ・止まるなど、膝に大きな負荷がかかる動作が繰り返されます。
運動中の痛みだけでなく、運動後や翌日に痛みが強くなっていないかも確認しながら、段階的に運動強度を高めることが大切です。
まとめ
オスグット・シュラッター病のリハビリは、「痛み・運動量のコントロール → 柔軟性・可動域の改善 → 筋力強化 → 動作改善 → スポーツへの復帰」
の順で段階的に進めていきます。成長期のスポーツ選手では、競技を完全に休むことだけを考えるのではなく、現在できる運動と控えた方がよい運動を整理し、適切に負荷を調整することも重要です。
もしトレーニングやストレッチ、スポーツ中の膝の痛みでお困りでしたら一度「南草津野村整形外科」にご来院ください。






























.jpg)
