『コラム』
- ラグスタ株式会社
- 2021/03/06
記録を出すにはカラダのケアから!ランナー必見、膝痛予防ストレッチ
「大事な試合前なのにカラダが動きにくい。」「長い距離を走るとどこか違和感を感じる。」
長時間に渡って長い距離を走るランナーにとってカラダの不調はつきものです。
しかし、大会で記録を出すためにはいかにカラダの不調を無くし、万全な状態で試合に臨むことが重要になってきます。
ランナーの方に多いカラダの不調と言えば膝痛がよくあげられます。 特に多いのがランナー膝とも言われる膝の外側が痛くなる腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)です。
それでは、腸脛靭帯炎を予防するストレッチを紹介します。
この怪我の原因は膝の曲げ伸ばしにより太ももの外側にある腸脛靭帯と呼ばれる靭帯が膝の外側の出っ張った骨(大腿骨外側上顆)と擦れあうことで起こります。
また、この腸脛靭帯はお尻の筋肉にも繋がっています。ランニングによって疲労したお尻の筋肉が硬くなり、腸脛靭帯を引っ張ることで腸脛靭帯へのストレスが増えることも原因のひとつです。
お尻の筋肉は走るという動作では前へ進む力を出してくれる筋肉であるとともに姿勢の保持にも使われる筋肉です。 つまり、常時使われる筋肉なので、疲労が溜まりやすい筋肉でもあります。
長い距離を走るランナーにとって膝の痛みを抱えることはとてもつらいことです。
腸脛靭帯炎を予防するための、ストレッチです。ぜひ以下のストレッチをやってみてください。
- 床に座り片方の膝にもう片方の脚をのせる。
- 上半身を前に傾ける。
- 伸び感があり気持ちいいと感じるところで止める。
30秒間しっかりと伸ばし、左右交互に3セット行う。
たったこれだけでお尻の筋肉をストレッチすることができます。まずはこのストレッチから始めてみましょう。
まとめ
ランナーの方に起こりやすい膝の怪我ですがしっかりとケアをすることで簡単に予防することができます。今回紹介したように膝の痛みには様々な原因があります。
まさかお尻が膝に関係あるの?と思われた方もいらっしゃると思いますが膝が痛い原因は意外と膝以外にあることが多いです。
また、今回ご紹介したお尻のストレッチは膝はもちろん骨盤の動きにも関わる筋肉なので腰痛の予防や走りやすさにも繋がります。
痛みないカラダで最高のパフォーマンスをするためにまずはストレッチから始めてみましょう。