『コラム』
- LifeConnect代表 根岸裕
- 2021/05/05
腰痛とサンドウィッチの法則とは
春になると、カフェのテラス席を利用する人が増えてきますね。外で食べるサンドウィッチとコーヒーはとても美味しく感じます。
話は変わりますが、皆さんは腰痛を経験された事はありますか?季節の変わり目は腰痛になりやすいと言われています。
腰痛の原因は腰には無い?
一生のうちに84%もの人が腰痛を経験すると言われています。
しかし、腰の変性疾患と腰痛には関係性がないことが分かっているのです。整形外科の先生に「レントゲンは問題無いですね・・・」と言われるやつです。
スポーツ好きの方は、コーチに一度は言われたことのあるアドバイス「腰をしっかり回して!」これは、動作イメージとしては良いのですが、腰骨は左右5°程度しか回らないのです。腰が回旋する範囲は小さく、本来は動くべき関節では無いのです。
関節はサンドウィッチの法則で並んでいる
足関節=動く、膝関節=動かない、股関節=動く、腰椎=動かない、胸椎=動く、ここで言う「動く」とは、運動における関節の自由度を表しています。腰に着目すると、自由度が高い股関節と胸椎に挟まれています。
現代人の身体の特徴
パソコンやスマートフォンを長時間座って操作すると、股関節や胸椎が硬くなってしまいます。すると、上下の硬い関節の動きを補うため、腰椎の負担が増えてしまうのです。
これが、 "レントゲンは問題が無い"のに起こる腰痛原因の一つだと考えられます。
Myselfのプライベートコンディショニングでは、と本来動くべき関節の胸椎や股関節の可動域を呼吸のリズムに合わせながら広げ、適切な関節運動パターンへ導きます。腰痛でお悩みの方は、原因がどこにあるのかチェックしてみませんか?