『コラム』
- LifeConnect代表 根岸裕
- 2021/05/08
マスク疲れを解消する表情筋ケア
新年度がスタートすると新しい職場など環境が変わる方も多いと思います。感染対策は勿論ですが、花粉症対策で引き続きマスクが手放せない日々が続きます。
ところで、長時間マスクを着用していると、耳の痛みや頬の強張りを感じる事はありませんか?更にマスク越しの会話は、新しい環境で慣れない相手の表情が分からず余計に緊張してしまいますね。
表情筋とは
表情筋と言う言葉を聞いた事はありますか?顔には、細かい筋肉がたくさん集まっており、それらが複雑に動き豊かな表情を作り出します。
漫画「進撃の巨人」の顔をイメージすると分かりやすいでしょうか(笑)。この筋肉は、表情は勿論、活舌(発声)や嚥下(飲み込み)にも関わり、更に頭痛や肩こりなどの原因にもなると言われています。そのため、表情筋もマッサージやエクササイズで緊張をほぐし柔軟性を保つ必要があるのです。
特殊な構造の筋肉
表情筋の柔軟性を保つには他の筋肉とは違い、注意しなければならない事があります。腕や足にある筋肉は、両端が腱になっており骨に付着する構造です。足首のアキレス腱をイメージすると分かりやすいと思います。
そして、筋肉が収縮すると骨が引っ張られ、関節に曲げ伸ばしの運動が起こる仕組みです。
しかし、表情筋は細かい筋肉で構成されており、付着する部位が骨では無いのです。実は、筋肉同士でお互いを連結する特殊な構造になっており、とても繊細な構造です。そのため、大きな力は出ずマッサージやエクササイズも加減や動かす方向が重要です。
一人でできる表情筋エクササイズ
myselfのプライベートコンディショニングでは、表情筋のエクササイズをする際、関わりのある鎖骨や肩甲骨の動きからチェックします。
そして、呼吸に合わせながら胸郭から骨盤へと運動を広げ、全身の筋肉のバランスを調整しながら表情筋の柔軟性を改善していきます。マスク疲れで顔の強張りが気になる方、小顔やデコルテラインのエクササイズに興味がある方は一度試してみませんか?