『コラム』
- ドッジボールチーム『甲賀流忍者-SASUKE-』ヘッドコーチ 吉川辰哉
- 2021/05/11
運動することの重要性
私は今まで小学生から大学生の頃まで、競技者としてドッジボール・野球・アメリカンフットボールと様々なスポーツに携わってきました。
一昨年、マルチボールという『世界のドッジボール』の競技で男子日本代表として選出され、アジアカップ三位でW杯の出場権を得ました。
指導者としては、18歳からドッジボール・野球・サッカー・フットサル・バスケットボール・体操など、10年以上にわたって子供たちの教育に関わってきました。 その中で私は『感覚で出来ること』と感覚だけでは伝わない『言語化することや身体の仕組みを伝えること』の重要性を再認識しました。
そして、一人一人の環境や考え方も違うので、パーソナルな指導方法やトレーニングのサポートも個々によって変化させることが必要だと気づきました。
【心・技・体】という言葉があるように、私は運動やスポーツをすることは身体や技術だけでなく心まで鍛えられることだと思います。
例えば、毎日の習慣として挨拶することや礼儀作法、感謝の気持ちなど、スポーツを通じて自主性や協調性、順応性といった多くの学びや気づきを知ることができ、少しずつ経験値が上がっていきます。
何より投げたり、走ったり、飛んだり、歩くことで自然と楽しさを感じることができたり、高揚感が増したり、精神的な安定にも繋がります。
そして私はこの度、滋賀県甲賀市で園児・小学生を対象にドッジボールチームを立ち上げることになりました。
スポーツの勝ち負け以上に一生涯の友を作ることをモットーにしています。 チームに関わる子供たちや保護者の方々には大会運営や地域イベントを通じて、地域のゴミ拾いをするなど、何かしらの『地域活性化に繋げること』や『地域に貢献すること』や『与えること』の大切さを知って欲しいです。
子供たちが将来、大人になった時に喜びや感動や価値を届けられる『社会で活躍できる人間になって欲しい』と心より願っております。
運動とは漢字で『運を動かす』と書きます。運動することで更に良き出会いや縁に恵まれ、人生が大きく好転するかもしれません。
皆様がこの記事を見て少しでも運動しようかな?と思えるキッカケとなれば幸いです。 これからも運動やスポーツをする全ての方々の希望の架け橋となれるよう邁進いたします。