MENU

『コラム』

投稿サムネイル
有限会社ゴルフハウス湘南
2023/06/28

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由

昨今、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営®」※1に取り組む企業が増えています。
経済産業省は、健康経営に優れた企業を認定し、表彰することでこの取り組みを推進しています。

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由
 

東京証券取引所と共同で上場企業から認定する「健康経営銘柄」や、非上場企業から認定し表彰する「健康経営優良法人」の制度がそれです。
自治体独自に、健康経営の優れた取り組みをしている企業を表彰する制度を設けているところもあります。
私の会社(有限会社ゴルフハウス湘南)がある神奈川県には、社内に「CHO(Chief Health Officer:健康管理最高責任者)」を設置する中小企業が「CHO構想推進事業所」として登録できる制度を設け、さまざまな支援策を打ち出しています。
横浜市では事業所単位で「横浜健康経営認証事業所」として認証する制度があり、こちらも認証を取得することで、各種メリットが受けられるようになります。

このように、国や自治体を上げて企業の健康経営を推進する動きが見られますが、実はこの健康経営を実践するツールにゴルフは最適なのです。

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由
 

なぜなら、Cittaのコラムでも幾度かお伝えしている、ゴルフの健康維持・増進効果※2に加え、ゴルフは社交性に富み、社会人力を向上させる“人材育成”ツールとしても効果的なスポーツだからです。
今回は、「ゴルフによる健康経営」について考えてみたいと思います。

※1 :「健康経営®︎」は、「NPO法人健康経営研究会」の登録商標です。
※2 :ゴルフの健康効果は次のCittaコラムをお読みください。(タイトルクリックでご覧いただけます)
◎ゴルフの健康効果①~たくさん歩いて健康増進~(2022/8/8公開)
◎ゴルフの健康効果②~ゴルフは骨を丈夫にする~(2022/8/22公開)
◎ゴルフの健康効果③~認知症予防に効果的な“脳活ゴルフ”の仕方~(2022/9/12公開)
◎ゴルフの健康効果④~ゴルフで楽しく運動不足解消を~(2022/9/26公開)

ゴルフで社内コミュニケーション力アップ

ゴルフの健康効果については、上記Cittaで公開中のコラムをお読みいただくとして、ここではゴルフの社交性や人材育成ツールとしての有効性をお伝えしたいと思います。
まずはゴルフの社交性です。
ゴルフは、年齢や性別に関係なく交友が可能です。
またゴルフは、腕前に関係なく、上級者も初心者も一緒に楽しむことができます。
更にゴルフは、ビジネスコミュニケーションツールとしても有効です。
飲食による接待はせいぜい2~3時間ですが、ゴルフはほぼ終日、相手と行動を共にすることができます。
屋外という広い空間の中で、ある程度の距離を保ちつつ、取引先や外部の協力者と会話を交わし、お互いの関係性をより密にすることができます。

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由
 

またゴルフは、社内コミュニティ形成ツールとしても有効です。
職場の忘年会はスルーしたいという若手社員は多いようですが、健康的で楽しいゴルフはご一緒したい!と思う若者は少なくないのではないでしょうか。
どんな仕事でも、たった独りですべてが完結することはありません。
社内で誰かしらの協力や応援は不可欠です。
そのような関係者や協力者と円滑な関係性を築くためのコミュニケーションツールとして、ゴルフはとても効果的なのです。

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由

ゴルフの人材育成効果で社会人力アップ

ゴルフの社交性に続き、人材育成の面で大きく4つの効能を上げてみましょう。

1.ゴルフは「主体性」のスポーツ

野球やテニスといったスポーツは、対戦相手の腕前に結果が左右されることがあります。
それに対して、ゴルフの結果は、すべて「自分」のせいです。
コースに出るために体調を整え、当日の集中力を高め、自分で判断し、スコアメイクを実行するゴルフは「自己責任」のスポーツです。
「誰か」のせいにはできません。故にゴルフで主体性を養うことができます。

 

2.ゴルフは「協調性」が求められるスポーツ

同伴プレーヤー同士、気持ちよくゴルフを楽しむには「協調性」が求められます。
そのベースは「気配り」です。
ゴルフは「協調性」と「気配り」を養うことができるスポーツといえます。
同伴者が良いプレーをすると「ナイスショット!」と声をかけます。

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由

バンカーショットの後は、後続組に配慮してバンカーを均します。
こうした行為でビジネスにおいても「他人ファースト」の精神を養うことができます。

 

3.ゴルフは「決断力」が求められるスポーツ

ゴルフでは、曖昧な意識で明確な決断せずに打ったショットは、ミスする確率がグンと上がります。
周到に念入りに準備をしていても、決断が曖昧でタイミングを逃せば、仕事の成功確率は低くなります。
それと同じです。
やると決めたら、迷わず力まず振り抜くのみ。
ゴルフを通じて、ビジネスでも大切な「決断力」を高めることができます。
「決断」の重要性に関しては、Cittaに公開された次のコラムで詳しく解説しています。
是非お読みください。(タイトルクリックでご覧いただけます)
◎ナイスプレーを生み出す5つのステップ③「決断力の磨き方」(2023/3/13公開)

 

4.ゴルフは「目標達成のプロセス」が学べるスポーツ

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由
 

コースを攻略し、目標スコアで上がるためのプロセスは、ビジネスのそれと同じです。
思うようにならない自然を相手に先を読み、予測をつけ、手堅くいくのか、勝負に出るのか。
どこへ飛ばすか転がすか、どの番手のゴルフクラブを選ぶのが正解かといった具合に、ゴルフを通じて目標達成のプロセスを学ぶことができます。

このように、従業員の健康増進、組織のコミュニケーション強化、人材育成を同時に図れるのがゴルフの良いところといえます。
社内研修の一環として、コースラウンドを通じてこのような事を学ぶ研修を企画されても面白いと思います。
具体的な方法はご相談ください。

健康無関心層をゴルフのチカラで動かす

健康経営コンサルタントによると、企業が健康経営を実践する上でその足かせとなるのが、経営陣の理解度が低いことと、健康無関心層の存在なのだそうです。

企業、特に中小企業が、健康経営に二の足を踏む原因に、「費用対効果が分かりづらい」「効果を数値化しにくい」といった点が挙げられると思います。こんなことに時間と経費を使って何になる?という思いが、健康経営に本腰を入れられない原因の一つではないでしょうか。

また健康無関心層の存在も大きいと聞きます。
多くの人は、健康の大切さは理解しています。
しかしながら、健康な人ほど、得てして健康には無関心です。
それほど健康に気を遣わなくても、今の状態で何の不自由もしていないからです。
よって、ストレス解消のためと暴飲暴食したり、喫煙過多だったり、忙しいのを理由にインスタント食品やファストフードで済ませ、食事に偏りが見られたり、はたまた睡眠不足だったりと不健康行動が目立ちます。
そして体調を崩し、健康を害してから慌てるのです。
経営者自身が比較的元気で、健康に無関心というケースも少なくないかも知れません。

このような本腰を入れられない経営陣や、健康無関心層の関心を惹くきっかけに、ゴルフは有効ではないかと考えます。
中小企業の経営者はゴルフ好きが多いですから、好きなゴルフで健康増進や円滑な社内コミュニティ、更に人材育成に役立つことが理解できれば、ゴルフで健康経営に取り組もうとする人は増えてくるのではないかと思うのです。
また健康無関心層も、健康行動がゴルフの上達につながるなら、前向きに取り組もうとする人は多いと思います。

健康経営を企業の力の源にしよう

私が主管するゴルフスクールにお越しいただく、お客様の一言、「故障せずに長くゴルフを楽しみたいからこのスクールに入会した」と。
私のゴルフスクールは「健康ゴルフ」がコンセプトです。

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由
 

ゴルフの技術指導に加え、運動プログラムによる姿勢改善と体幹強化で、人々のゴルフの上達と健康の維持増進を図ってきました。
先のお言葉は、そのことをご理解いただき、評価してくださっているのだと思います。
とてもありがたいお言葉です。

多くの人々は健康の大切さは理解しています。
しかし健康そのものが目的なのではなく、やりたいコトがあるから健康でいたい、なりたい自分があるから健康になりたいのではないでしょうか。
分厚いステーキを食べたいから歯の健康を保ちたい、旅行に行きたいから健康でいたい、バリバリ仕事して認められたいから健康でいたい、好きな仕事でお客様に喜んでいただきたいから健康でいたい、そしてゴルフを楽しみたいから健康でいたいと・・

健康経営も同じだと思います。
健康経営の目的は、従業員を健康にすることではなく、経営資産の一つである従業員を健康にすることでその能力を最大限に発揮させ、持続的な事業発展のために、企業の生産性を高めることにあります。
「企業の生産性を高め、地域社会に貢献したいから、従業員を健康にする」この図式さえ見失わなければ、健康経営は企業にとってとても意味のあることだと思います。

私が会長を務めるは、(一社)日本健康ゴルフ推進機構(JHGP)は、ゴルフによる健康経営を啓蒙、支援するプラットホーム「ゴルフde健康経営コンソーシアム」を立ち上げ、その普及に努めています。
興味のある方は、当機構のホームページをご覧ください。

ゴルフによる健康経営で企業の生産性を高め、日本を元気にしましょう。

ゴルフが健康経営ツールとして最適な理由
 

コラムを最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまからのゴルフの上達方法や、悩み事など疑問、質問にもお答えしていきます!

下記のCitta問い合わせフォームより、お問合せください!
⇒Cittaお問合せフォームページ

皆さまからのお問合せをお待ちしております!

 

sunmed


《Citta協定団体》 (50音順)

《主なCittaパートナーズ一覧》 (50音順)

すべてのパートナーズはこちら>>